

猿芸工房について
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日本伝統芸能の立役者のもとで修行積み
代表の宝蔵寺は動物専門学校を卒業後、歴史ある猿まわし師のもとで修行を積み、、2011年に独立して「猿芸工房」を立ち上げました。
村崎太郎氏は伝統芸能「猿まわし」を復活させた立役者の一人で、宝蔵寺は付き人として飼育や技術を学び、多くの指導を受けました。

東京都で唯一
猿芸工房は東京都から認可を受けた、東京に本社を置く唯一の猿まわし団体です。
本社には飼育施設もあり、住宅街のど真ん中に位置しています。通常、こうした環境では悪臭や騒音の問題を懸念されがちですが、当社では清潔な環境と健全な飼育・トレーニングを徹底しており、クレームは一切ありません。
近隣では、お猿たちと散歩する私たちの姿が日常風景として親しまれています。

生涯飼育
猿芸工房では、お猿とヒトが同じ時間や空間を共有しながら、お互いを尊重し合う関係を築くことを大切にしています。一生をかけるとは、どんな状況でもその命に責任を持ち、最後の時まで全力を尽くすという意味です。
猿まわし師の中には、パートナーのお猿を「戦友」や「家族」と呼ぶ人もいます。代表の宝蔵寺は、万が一の災害時には、妻や3人の子どもたちよりも先にお猿の安全を優先すると家族に何度も話しています。
理由は、「お猿たちは自分で安全を確保できないけれど、家族は自分の力で逃げられる」と考えているからです。
それ程にお猿を大事に想っています。

人間がニホンザルのルールに則る
猿芸工房では、ニホンザルの社会性や行動、性格や個性まで深く理解した上で、彼らの社会のルールに基づいたトレーニングを行っています。
その一方で、芸猿としてヒトの社会で共に生きるために、厳しく守らせているルールがあります。
それは「ヒトを傷つけない」「ヒトの物を奪わない」ということです。この約束を大切にしながら、お猿たちとの信頼関係を築いています。
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お猿の健康と幸せのために
猿芸工房では、お猿の健康と幸せを第一に考え、飼育とトレーニングを行っています。トレーニングは、運動不足やストレスを解消し、健康を維持するために欠かせないものです。
お猿にとっては、猿まわし師との遊びや信頼を深める時間でもあります。私たちは、お猿が楽しみながら健康で幸せになれるトレーニングだけを行い、虐待や無理な強制は一切許しません。猿まわし師が最高のパートナーとなる関係を目指しています。


天然記念物なのに有害鳥獣
ニホンザルは地域によって天然記念物に指定されていますが、日本では毎年2万~2.5万頭が有害鳥獣として捕獲されています。農作物被害の対策として、特定の計画に基づき捕獲が認められているためです。
猿芸工房のニホンザルは、すべてがこうした有害鳥獣として捕獲され、殺処分予定だった個体たちです。こうした子達が、第2の「猿生」を私たちと過ごしています。

親離れする前の子猿は引き取りません
猿芸工房では、お猿が母親と過ごす時間を大切に考えています。そのため、親離れしていないお猿を引き取ることはありません。母猿から無理に引き離されたお猿は、猿としての社会性を学べず、引退後の生活にも影響が出てしまうからです。
小さいから可愛い、扱いやすい、人気が出るといった理由で親から引き離すことは、弊社では行っておりません。
